可夢偉、念願のポディウム。俺は泣いたね。

9年ぶり(あれ?8年ぶりだっけ?)の日本人ドライバーの表彰台。
しかも舞台は鈴鹿。

鈴鹿での表彰台といえば、亜久里が一度上っている。
でも、あのときは、上位がことごとく潰れての棚ボタ3位だった。

今回の可夢偉はちょっと違う。
本当に素晴らしい走りだった。

特に、終盤。

2回目のピットストップを終わってプライムタイヤ。
正直なところ、このとき僕は、『ああ、このレースもやっぱりダメだったか』と思った。

いくら燃料が軽くなっていっているとしても、いくら路面にラバーがのってきているにしても、これは持たない、と。
最終的にはこのハードタイヤを引っ張って渋滞を作った挙句ホームストレートで抜かされるか、もう1ストップして6~7位ぐらいまで順位を落とすか、そんな悪い予感しかなかった。

それでも可夢偉はタイヤをしっかりマネジメントして、それでいながら自己ベストを更新し続けて、最終的にはペースの速かったバトンを抑えきった。

鈴鹿はドライバーの腕が最も試されるコースのうちの一つである。
その鈴鹿で、同僚のペレスだけでなく、バトンやハミルトン、ライコネンを抑えての3位は立派だ。

もちろん、2番手スタートのウェバーがグロージャンミサイルに撃墜されたり、アロンソが早々にリタイヤしたりと、いくつかの幸運があったことは確かだが、それでも強豪を抑えての3位という価値は高い。


思えば今シーズンは辛いシーズンだった。

同僚ペレスに先に表彰台に乗られ、予選で最高のリザルトを出してもグロージャンに撃墜され、タイヤがもうベロベロの状態でも何故かピットに入れてもらえず、ピットは他チームと比べていつも1秒ぐらい遅い。
戦闘力がそれなりにあるマシンを手にしながら、なかなかポディウムをゲットできない状況、ペレスにポイント差をつけられる状況は、辛かっただろうなと思う。


その中で母国グランプリで、国歌こそは流せなかったが、日の丸を掲げた。


バトンを抑えきってチェッカーを受けたとき、そしてベッテルとマッサに祝福され、チームスタッフと喜びをわかちあっていたとき、そして念願のポディウムに乗ったとき。

俺は泣いたね。


ピット作業がこの日は2回とも他チームに劣らない素早さだった。
そして、最終的にバトンとは0.5秒差。
バトンの2回目のピットストップは少しロスがあったことを思えば、この日はピットクルーも素晴らしかった。

今年のF1は常に15位ぐらいまでは同一周回となる僅差レースが多い。
上位を争う場合、どうしてもピット作業の0.5~1秒の遅れが命取りである。


2012年の日本GPは、マシン・ドライバー・ピットの全てが機能して、ようやく可夢偉が表彰台に乗れた。
なんとか来年も良いシートを確保してほしいものだ。

グロージャンは速さもあるし、すごく可愛がられているけれども、さすがにそろそろシートを失うかもしれない。

現時点でザウバーを含む上位チームでいえば、多分こんな感じ?
レッドブル ベッテル・ウェバー(ともに更新)
フェラーリ アロンソ・空席(マッサは多分終わる)
マクラーレン バトン・ペレス(ハミルトン移籍)
ロータス ライコネン・グロージャン(ともに契約は未定だが、グロージャンは降ろされるかも)
メルセデス ハミルトン・ロズベルク
ザウバー ?・?(一人はペイドライバー)

もちろんフェラーリが最高だけど、さすがに無理かなあ。
グロージャンがクビでロータスに空きが出てロータスに移籍、というのが一番よさげ。

ああ、あと少しレースが残ってるけど、とにかくこの勢いで、もう一度表彰台を。
できれば2位、あわよくば中央に。
と願わずにはいられないのです。

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